近鉄グループが8つのホテル売却、ブラックストーンに
[東京 25日 ロイター] – 近鉄グループホールディングスは25日、大阪や京都などにある8カ所のホテルを米大手投資ファンドのブラックストーン・グループに売却することで基本合意したと発表した。ホテルの運営は近鉄が続ける。
取引の実行日は10月1日。売却先は近鉄グループとブラックストーンが直接・間接に出資して設立する特定目的会社(SPC)で、ホテルの運営業務は近鉄側のグループ会社が受託する。
8ホテルの2020年3月末時点での帳簿価格は423億円で、対象には大阪市にある「ホテル近鉄ユニバーサル・シティ」や、京都駅前の「都ホテル京都八条」が含まれる。売却価格や売却益は非開示としている。